ゼロ発進

バイクライフをやり直し

ムズイ

カミさんとドライブ中、不意に”ウンコ!”と叫んでしまった。
普段、ひとりでいる時の口癖で、特に意味はないんだけど。
カミさんが”はぁ!?”って驚いてたけど、その後に僕が”危なかったぁ~、誰もいなくて”って言ったもんだから、なんか怒ってた。


そのあと、年配の人のスポーツの全国大会”ねんりんピック”っていうのが今、長崎で開催してて、それをカミさんに言おうとしたら”乳輪ピック”って言ってしまった。
昔、僕がまだ高校生ぐらいのころ、エッチビデオで”飛んで走って乳輪ピック(もしかしたら乳輪ピンク)”ってタイトルのがあるらしかった。見たことは無いけれども。
20年以上経った今でも、頭の片隅に記憶があったのね。


余計な事は、普段から考えない方がよろしいです、はい。



今週も一人でいつものとこへ走りに行ってきました。
野母崎と言うところ。
前も書いたかもしんないけど、道幅は3~4mぐらいの曲がりくねったアップダウンの激しい道。
小排気量が得意とする場所。
交通量は少ないんだけど、ミカン畑を抜けていくところもあって、ブラインドの先に人や車があることだって想定しなきゃいけないです。


で、僕はバイクで曲がるのが大好き。
曲がらないんだったらバイクに乗る意味ないってくらい。
でも、上手ではないです。


今まで、400、1100、1300、1000、750、400、1200
と乗り継いできたけど、どれも十分すぎるトルクに助けられてきたんだなって、最近になって思います。


まず、僕の走り方。
ブラインドコーナーを走るときは、視界に入っている最も先のところで障害物が仮にあったとしたら必ず避けられると考えるスピードを上限にしています。
多分ですよ、多分。
恐らくは避けられるスピード以下だと思います。
なので、コーナー立ち上がりで視界が開けて安全が十分に確保されたところでスロットルオンとなります。


これまで乗ってきた中排気量以上のバイクだったら、最もバンクしているところから一呼吸おいてスロットルオンとしても、トルクがすぐに立ち上がってくれるから、ふらつくこともなくリアタイヤを押し付けて加速してくれてました。



で、今乗ってるKSR。
これで同じことをやろうとしたら、かなりタイムラグが発生します。
スロットルを捻ったところですぐにトルクが掛かるわけでもなく、しばらくは等速。
だから強引に車体を立てて加速を待つって感じになってしまって、ワンテンポ遅くなってしまうのですの。
おまけにこれまでは多少ギアの選択が間違っててもそれほどロスなく加速してくれてたけど、KSRではちゃんとコーナーに入る前に正しいギアの選択をしておかないと、余計に加速していってくれないの(ワイドな4速)。


ちゃんとした走りが出来てなかったのね。


じゃあ、どうするか
自分なりに考えてみました。
選択肢
1.障害物がないと見越してスピードを乗せてコーナー侵入
2.侵入でこれまで以上にスピードを落とし、ギアも低めにしておいて、加速気味にコーナー進入・立ち上がり
3.パワーアップ
4.クロスミッション投入


結論:2
まず、3、4は貧乏だから却下
人に迷惑掛けるかもしんないから1も却下して、残る2が僕の結論。せっかく稼いだスピードを殺すのはもったいないけど、仕方ないかな。
まあ、僕が下手ってのが一番悪いのだろうけど。


こうやってあれこれアプローチを考えるのが出来るだけでも、小排気量は楽しい!!


人それぞれ、合う合わないってあるんでしょうね。

マフラー交換四苦八苦

またも四苦八苦です。


先日、オークションでノジマのフルチタンマフラーを購入しました。


状態はすごく綺麗でしたけど、もちろん中古なので、それなりの汚れとかはありました。


マフラーの手入れなんてしたこともないので、ネットで検索。


油は大敵だとか、チタンは軽く洗うだけでいいとか。



とりあえず食器用洗剤でゴシゴシ。
これだけでも違いがはっきり分かります。


次はピカール(金属用研磨剤)でゴシゴシ。
やりすぎるとチタン特有の焼けが落ちてしまうから程々にってネットではありましたけど、それ以上に僕の根気がないので、焼けが落ちる心配はなし。


一通り綺麗になったところで、素手で触らないようにタオルに包んで、休みの日を待ちました。


そして今日、朝からイソイソと準備して作業開始!


まずはシートカウルを外します。
すると、中からムカデが!!!
知らず知らずにムカデとタンデムツーリングしてたみたい。
ムカデってグロい生き物の代表格っていうか、見れば見るほど寒気がするっていうか。
思い出しただけでもゾッとします。


で、マフラー、マフラー。
単気筒なので構造は至ってシンプル。やることはそんなに難しそうにはありません。


早速軍手をしてマフラーを。。。
ここで失敗。
軍手にすべり止めのゴムのブツブツが付いてたんですけど、これの跡がマフラーに付いてしまいました。
慌てて軍手の手の甲側を自分の手のひらに来るようにしました。
付いてしまったものは仕方ないので、とりあえずマフラーを取り換えた後で洗い落とすことにしました。


ガスケットを装着して、軽くナットを締めたところで、全体的にフィッティング。


こういうの苦手な僕でも意外とすんなりいきました。


ここでちょっと問題が。
スイングアームとパイプのクリアランスが数ミリしかありません。
こりゃ、スイングアームが垂れた(サスが伸びきった)状態では接触するかもって不安が。
実際に車体を軽く持ち上げてサスを完全に伸びきった状態を作りましたけど、なんとか3ミリぐらい隙間がありました。


サスを車高調整付にして最大限に伸ばしたから、余計にクリアランスが無くなったんだと思います。


安心したところで本締め。
それほど強くトルクかけなくてもいいはずなんでしょうけど、そこは素人。
ついつい力いっぱい締め込んでしまいます。。。


これでマフラー交換完了!


次に先週に交換したSP武川の車高調付サスのプリロードを掛けます。
2回転ぐらい。
この辺はすごくアバウト(たぶん、なんでもアバウト)。



午後から試乗してきました。
まずマフラーから。
JMCA?だっけ?なんかの認定を受けているみたいですけど、それなりに音は大きいです。
音質はそれほど重低音ってわけでもなかったです。
ハーレーとか暴走族のそれよりはかなりマシですけど、それなりに気を使う音量。
住宅街を走るときは極力低回転を心がけました。


あと、発進がかなり楽になりました。
ノーマルの時は、かなり意識してクラッチを繋いでいたのですが、ノジマではあっさり進みます。
違いを感じたのはこれぐらい。
音量が気になって高回転まで引っ張るのを躊躇してしまうので、他の回転域でノーマルと比べてどうとかっていうのは分かりません。


見た目も良かったし、それだけでも価値はあったかなって思います


サスはノーマルに比べてしっかり働いてくれてる感じ。
不快だった突き上げ感も減りました。



劇的な変化ってほどではないですけど、ちょっとずつでも自分の好みのバイクになっていくのは楽しいものですね。


次は何にしようか?ってお小遣い日まで考えるのが日課です。

サス交換四苦八苦

KSR-PROのサスをSP武川の車高調付きのものに交換しようとしたんだけれども・・・


土曜日にチャレンジしました。
サービスマニュアルなくてもできるかな~って軽い気持ちでいたんだけれども。


まず、シートを外し、工具をどう入れるか思案。


ネットではシートカウル外したらできる(KSR110)ってあったんだけど、カウルを仮に外したとしても、ボルトのとこまでのアクセスはあんまりかわらないような。。。
仮にアクセスできたとしても、工具を回すスペースないような感じ。


で、これじゃどうしようもないってことで、一時中断。
じっくり考えよう。



翌日曜日、時間経っても解決するものでもないし、再度チャレンジ。


サイドカバー、外し方わかんない。


ツメがどうなっているか分からないし、外したとしても問題を解決できそうにないと判断し、別の手段で。


シート下のバッテリーケースの固定部分を外し、この樹脂カバーをベローンと下に垂れ下げた状態がベストじゃないかなと。


ここ(シート下)に手が入る状態が一番作業しやすそうだし。


思った通り、ボルトにアクセスできました。


早速14mmレンチでエイヤ!!
でも、ボルトもナットも一緒に回ってしまうから、意味なし。
工具一本しかないし、モンキーは入るスペースなし。


仕方ないからホームセンターに工具を買いにいきました。


理想はKTCのラチェットが欲しいんだけど、貧乏人のわたくしにはチョット。
と思ったら、ラチェットハンドルが1,000円ぐらいのメーカーありました。
台湾製だけど、まあいいや。
名のあるメーカーの精度が高い工具がいいんだろうけど、名の通ってないメーカーのでも、それなりの基準はクリアしてるはずだし。



で、急いで帰って、作業再開。


ボルトとナット、それぞれ掴んで何とか緩めることに成功しました。


別のとこでもあったんだけど、このKSR-PROはタイ製です。
以前、チェーンカバーを外そうとしたんだけど、ネジを舐めてしまいました。
工具の使い方が悪かったってのもあったんだろうけど、バカ力で締めすぎ!!
サスのボルトも腕がパンパンになるくらいの力が必要でした。
タイの人、強いのね


SP武川のサスは車高調付きなので、極力高く設定(サスの長さは、対純正比プラス5mmぐらいかな)
プリロードは出荷時のまま。


乗ってみたら、フワフワしてました。
純正のより、動きはなめらかっぽいです。


走りに行きたかったけどヘロヘロになったので、試乗は来週へ持越し。



サンデーメカニックに必要なのは、
知識と経験と工具と環境ってのを痛感した一日でした。